【英語Q&A】子供をとりまく英語事情3
- 最近よく耳にする、英語4技能って何?
- 小学校から中学校へ上がると英語の授業時間はどう変わるの?
- 中学校に入ったら息子が「英語キライ」と言い始めました、、、。何があった?
- 「英語キライ」と言い始めたらどうすれば?
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最近よく耳にする、英語4技能って何?
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「読む(リーディング)」「聞く(リスニング)」「書く(ライティング)」「話す(スピーキング)」の4つを指します。
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小学校から中学校へ上がると英語の授業時間はどう変わるの?
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小学校では国語と算数の授業数を一番多く取ってありますので英語は週1回から2回。それが中学では英語が1年から3年までの3年間通して4・4・4(1学年で週4回、2学年3学年も同様)となります。
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中学に入ったら息子が「英語キライ」と言い始めました。何があった?どうしたらいい?
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小学校と中学校の英語授業に関してざっと違いを表しますと、
小学校・・・楽しめる・加点方式・週1~2日。
中学校・・・暗記が必須・減点方式・ほぼ毎日(週4日)→ 文法などお悩み増える。
少し長い説明になりますが…。
まずは、親世代が中学1年生で始めた英語が今は小学校に降りてきていること、大きな違いとして知っておいていただければ良いかなと思います。
小学校ではコミュニケーションをとるための英語として週のうち1回か2回楽しみにできた「英語」。中学では試験によって試されます。英語が全く違う姿で現われることに、「なんか違うよ~!」と戸惑う中学生が続出します。
単語を覚えるプレッシャーが出てきたり、1年でいきなり動詞・Be動詞の区別の理解を求められたり…。大文字で書き始めないとバツ、ローマ字と混乱してもバツ、3人称にsをつけずにバツ…。
なんだか、前向きに取り組もうと思ったのに、これじゃまるで自分を否定されてるみたい…って思ってもおかしくありません。
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「英語キライ」と言い始めたらどうすれば?
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以前中学校の先生から聞いたお話で、「中学生はさなぎ(の中)」というものがありました。小学生では喜怒哀楽がまだ表から分かりやすく、親との会話も嫌がらずにいます。それが中学生になると口を閉じ目をそらし、「何考えてるのかさっぱりわからない!!」状態。でも実は、その時期の子供達はさなぎの中のチョウと同じで、中ではゴー―っと凄まじい勢いで変化が起きている!そういう激変の状態にある、と。
そんな敏感で複雑な成長期に、減点されたり「英語は大事。ちゃんと勉強やりなさい!」と親から言われたり、授業の進みは急ピッチでついて行けない、、、。本当はスピードアップした英語にも頑張ってついて行って楽しみたいのに、英語のほうが変わっちゃった。
少しは勉強したのにバツばっかり。その前に勉強の仕方もよくわからないし、どうせやってもダメなのかも、、、。
「嫌い」の裏の本心は、「英語が好きなのに着いて行けない苛立ち」だったり「小学校の英語と変わったショック」もあるかもしれません。
小学生なら小学生時の、英語を始めた時の気持ちは原点として残っているはずなので、こんな効果的な方法をお試しください!
1)1日1つから。単語数を増やし自信をつける。
2)上手い下手は気にせず、音読(△黙って読む ○声に出して読む)を取り入れて新しい視点で英語学習にとりかかる。
3)説明内容もデザイン(キラキラやドラえもんやシックなもの)も様々な英和辞典が数多く出版されています。書店に行き思い入れのある辞書・辞典を一冊選ばせてみる。
「嫌い」の意識にとらわれすぎずに、中学生なりの環境を整えて気持ちを変える方法ためしてみて下さい。
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最後の解答が長くてすみません<(_ _)>